今一度、ノマドワーカーの種類と名称を抑えよう
ノマドワーカーという言葉が出始めてずいぶん経ちますが、気が付いたらノマドワーカーの種類が増え、しまいにゃそれぞれ違う名称になっており、もはやわけがわからない状態になっております。
そのため「僕ノマドワーカーだよ」と言っても、実は全然違うことになっている現状の可能性がありますので、ここで一度ノマドワーカーとはなんなのか?そして今分かれているノマドワーカーの種類と名称を今一度理解しておきたく、記事として残したいと思います。
うーん、、、調べれば調べるほどややこしい。。。
そもそもノマドワーカーの定義とは?
ノマドワーカーとは?と検索すると、たくさんの説明記事が出てきますが、細かく枝分かれしているノマドワーカーの種類を考えると、まさにこの説明文が一番しっくりくると思います。
「Nomad(ノマド)」とは、英語で「遊牧民」を意味する。
遊牧民とは、牧畜を生業として、乾燥地帯や砂漠地帯を移動しながら生活する人々のことだ。ワーキングスタイル、またはライフスタイルの一つとしてのノマドワーカーとは、特定の職場を持たず、移動しながら仕事をする人々を指す言葉である。
コトバンク参照
もともとは定住しない遊牧民のコトを指していた「ノマド」がインターネットの普及によりワークスタイルが変化。場所にとらわれないワークスタイルを「ノマドスタイル」と呼ぶ様になったのが1990年代。
そこからどんどん時代は変わり、ノマドワーカーの種類と名称も多様化していった流れです。
5つのノマドワーカー種類と名称
この大石哲之氏のブログ記事を参考に僕独自の考えを交えながらご紹介していきたいと思います。
1、フリーランス
フリーランス(英: freelance)は、特定の企業や団体、組織に専従しておらず、自らの才覚や技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人である。略してフリーと呼ばれる。
企業から請け負った業務を実際に遂行する本人をフリーランサーと呼ぶ。
日本語では自由契約(ただし、プロスポーツでの選手契約を更新しないことを指す「自由契約」が有名なため、フリーランスを指して自由契約と呼ぶことはほとんどない)。一般的な職業分類では個人事業主や自由業に該当する。
wiki参照
僕は現在フリーランス。会社員時代に「縛られたくない、自由にやりたい!」って想いが強くなり独立。最初はもちろん順風満帆ではありませんでしたが(今でもそうか笑)勉強を続ければなんとかなるもんです。
フリーランスの方が増えている!なんて記事や情報をあちこちで耳にしますが、自由を得る代わりに収入が不安定になる可能性が非常高い事も頭に入れておかないといけないと思います。
収入の不安から、「何のためにフリーランスになったの?」と問いただしたくなるような「クライアント先の会社に週51日8時間しっかり入り浸っているフリーランス」も多いので、しっかり準備してから独立されるべきでしょうね。
2、デジタルノマドワーカー
デジタルノマドとは、仕事に使うPCやスマホなどのデジタル機器と最小限の荷物で身軽に暮らし、住みたいところへ自由に移動しながら生きていくライフスタイルのこと。 分かりやすく言ってしまえば、”旅行しながら働く”というイメージでしょう。
「身軽に暮らし」ってのがどのレベルの事を指すのかわかりませんが、住みたいところに自由に移動しながら生きていますので、僕はデジタルノマドに当てはまるでしょう。
ただ、僕はデジタルノマドワーカーですが、あんまりあちこち行く事にそこまで興味がないです。
移住した福岡県の半島「糸島市」での生活が、あまりにも自分たちにフィットしてしまい、他の場所に現在そこまで興味を持てなくなってしまったからです。
これからの時代や、何かあった時の自分の保険のためにも、PC1台で売上をあげられる自分にしておく事はとても大切だと考えます。
3、ロケーションインデペンデント
これは最近出てきた言葉でして、デジタルノマドと同じような意味合いだそうです。このロケーションインデペンデントという言葉に「プロフェッショナル」という言葉も加わり「ロケーションインデペンデントプロフェッショナル」などというよくわからない言葉になっています。
プロフェッショナルという言葉が加わっていますので「特定の職種」に特化した自由な職種の事を指すと考えていいでしょう。
講師、コンサルタントやデザイナー、プログラマー、ブロガー、ライターフォトグラファーなどでしょうか?
デジタルノマドワーカーとの違いは「WEBを使った事業」に特化していない点でしょう。
インターネットの進歩により、現代のワークスタイルは変化期に突入しており、常に新しい職業やスタイルが生まれ、変化しています。
今のご自身の仕事が、もしかしたらロケーションインデペンデントとしての活動が可能な職種かもしれませんよ!
4、ハイパーノマドワーカー
ハイパーノマドとは、世界中どこにいても事業が出来、世界中を駆け巡っている人のことを指します。ノマドのグローバル版、と説明した方が理解しやすいかもしれませんね。
僕は会社員時代に、ハイパーノマドワーカーに憧れ、世界を旅しながら仕事をすることを夢見ていた時期がありました。
実際にハイパーノマドワーカーになれる環境になってみて思ったのが
「日本大好きだから、全然海外住みたいと思わないんだけど」
でした。旅行は全然大好きなんですけど、「海外に住む」となると環境が変わるのはもちろんですが、なにより口に入れる「食べ物」が変わるのが抵抗があり、妻の作ってくれる地元糸島の食材を活かした料理が食べられなくなってしまうので、今はグローバルなハイパーノマドワーカーに憧れません。
といいつつ、自分次第で動けるフリーランスですので、突如としてグローバルな活動を目指すかもしれませんが。。。
ちなみに僕が好きな「高城剛」さんはハイパーノマドワーカーです。過去に記事にもたくさんしています。
最強高城剛のノマドスタイル、デュアルライフの真髄を1時間ほどでサクッと学べます、「モノを捨てよ世界へ出よう」良書!
いや高城剛さんの本、全部面白いのよ。1時間位で読み終えちゃうし!
5、ハイパーボヘミアン
これは「自分の自由な時間を増やし、労働時間を極限まで減らそう」というのを目指す生き方、考えかた。
ちなみに僕はデジタルノマドとハイパーボヘミアンの中間にあたります。週4時間じゃないので中間です。
今のWEBに関する仕事は好きなので全然苦痛じゃないのですが、その仕事も極限まで時間を短縮し、自分の好きなことに費やせる時間を増やすことを目的にしています。
ティモシーフェリスという人が提唱しているのは「週4時間勤務を目指すこと」でして、この時間の中でお金持ちになることを目的にするのではなく、普段の生活プラスちょこっとの贅沢程度の年収を維持しながら、好きなことをやって遊んで暮らそう!です。
僕のような一般の人がハイパーボヘミアンを目指すためには、「WEBを使った事業を極める」のが一番堅実だと思います。
このティモシーモリス氏はサプリメントの会社を経営しており、スタッフを雇い仕事は全て彼らに任せてほぼ自動化。現在の年収は普通の生活プラスちょこっとの次元をとうに超えている。ともいわれています。
注意
こういう話を出すと極端な意見が出がちなので、誤解のないように説明しておくと、ハイパーボヘミアンは自分の好きなことをやっていても収益が入る事業をしっかりと確立した上で活動しているので、仕事何にもしなくて税金も納めず、親に生活費を出してもらうみたいなことではないのであしからず。
これからは更に新しいノマドワーカーが生まれてくる!
昔と違い、今は自分がやりたいことを実現しやすい環境下にあると思いますし、今後もっと実現しやすくなること間違いないでしょう。
そして社員に辞めてほしくない会社は、社員が働きやすい環境作りが活発化し、縛らない社風が当たり前になってくるとも考えます。
とっても明るい未来が待っているかのようにも感じますが、最近はノマドワーカーやフリーランスになることを世の中がただ注目されるから、との理由で無責任に煽り、強く勧めているだけの印象があります。
自分が実現したいことを優先し、それが独立しないとできないのであればすべだし、会社に属さないとできないのであれば会社員であるべきだと考えていますので、計画もなく自由を求め周りに流され、安易に独立しても待っているのは「不安」でしょう。
まずは「自分が何をしたいのか?」そこを見つめ直す時間をしっかり作ってから行動に移していくことが大切だと思います。この「自分が何をしたいのか?」を明確にした人が成功するには、もってこいな環境だとも思います。
今回ご紹介した5つのノマドワーカーの種類を抑えつつ、自分がどこに当てはまるのか?そしてどこを目指したいのかを明確にするお手伝いにこの記事がなれれば幸いです!
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