ホリエモンの新作「あえてレールから外れる。逆転の仕事論」が面白かった!
自分のブログ内記事で、ホリエモン氏が出演した「しくじり先生の記事」が検索されてずっと人気記事として上がっているので、
「なーんで先月の記事がここ最近、検索されているのかな?」
と思ったら、ホリエモン氏が「あえてレールから外れる。逆転の仕事論」という新作を出していたからなんですね。
アクセスも上がっている折角の機会なので、今までホリエモン氏の本を読んだこともあり、ホリエモン氏「あえてレールから外れる。逆転の仕事論」購入しました。
ホリエモン氏が語っている内容ではなく、ホリエモン氏がインタビュアーとして、「逆転の仕事論」内で8人の「レールから外れた起業家、実業家」からインタビューをしている内容!
ホリエモン「逆転の仕事論」インタビューメンバー8人
ホリエモン ☓ 武田双雲
ホリエモン ☓ 佐渡島庸平
ホリエモン ☓ 増田セバスチャン
ホリエモン ☓ 田村淳
ホリエモン ☓ HIKAKIN
ホリエモン ☓ 小田吉男
ホリエモン ☓ 小橋賢児←今回コチラをご紹介
ホリエモン ☓ 岡田斗司夫
ホリエモンが「逆転の仕事論」内で、小橋賢児をはじめとする8人のインタビューがかなり濃いため、僕がホリエモン「逆転の仕事論」を読んでいて特に面白かった方とホリエモンの対談にフォーカスして、何回かに分けて感想記事を書きます。
今回は小橋賢児さん。
※ここからはホリエモン氏ではなく、ホリエモン。小橋賢児さんを小橋賢児と呼び捨て表記になります。
「あえてレールから外れる。逆転の仕事論」を「逆転の仕事論」と略称表記します。ご了承ください。
今回はホリエモン「逆転の仕事論」で小橋賢児との対談内容
twitter参照
小橋賢児とは?
1979年生まれ。日本の俳優としてスタートし、2007年に休業。
アメリカを皮切りに世界各国を旅していたが、現在映画監督、DJ、世界を代表する音楽イベント「ULTRA」のCreative Directorとして活躍中。
なんで小橋賢児なのかというと、実はこの逆転の仕事論を買う決め手になったのが「小橋賢児」と「ホリエモン」の対談。
僕自身がDJ、音楽制作が大好きな関係で、NHK「ちゅらさん」など著名作品に出演していた俳優業をやめてまで、イベント業、音楽業で食べていく事にした小橋賢児にすごく注目していて、特に彼が手がけている「ULTRA」という野外音楽フェスティバルは、現在世界最大のフェスと言われていて、去年日本に初上陸しましたがチケットは即完売、数万人が参加した国内でも大注目のイベントです。
小橋賢児がホリエモンに語った「環境を言い訳にしてはいけない」by「逆転の仕事論」
小橋賢児は子役として活躍していた10代の頃、実は実家が貧乏で、洋服も買ってもらえない状態だったと赤裸々にホリエモン「逆転の仕事論」内で語っています。で、幼少期から「自分で欲しいものは、自分で動いてお金を稼ぐ」ことをしていて、当時8歳にしてその稼ぐ手段として選んだのは「俳優業」
それ以外にも、中学生になってからは「新聞配達」「古着屋のバイヤー」なども平行して行っていたとのこと。
華やかな芸能生活に見えた子役時代の小橋賢児も、こんな過去があったなんて意外でした。まさか俳優業をやるキッカケが「自分の欲しいものは、自分で動いて稼ぐ」だったとは。
そこからがむしゃらに頑張って、若くして「名声」「お金」を手にし、男性だったら1度は経験したいであろう「街を歩けばキャーキャー言われる」経験も小橋賢児はしたとホリエモン「逆転の仕事論」語っています。
そこから、元々有名になろうと欲があってやっていたわけではない俳優業が窮屈なものになっていきます。リアル友人は原宿に沢山いて、クラブや街に身をおきたい。しかし芸能人だからイメージが壊れるから止められる。
ドンドン言われるがまま、ロボットのように動いて考えることをやめるようになってしまった20代半ば。
自分の人生はこのままでいいのか?と、仲間たちとのキャンプをキッカケに小橋賢児は俳優業を休業。単身アメリカに渡米します。
そこから世界を旅するわけなのですが、そこで出会った野外音楽イベント「ULTRA」との出会いにより、DJやイベント業で本格的に食べて行きたいと思うようになり、2009年帰国後俳優業を引退、会社を立ち上げます。
どんな優れた情報も、リアルの体験には敵いません
ホリエモン「逆転の仕事論」で語っている小橋賢児も言っていますが、今、自分が出来ないことや思うようにいっていない状態、人のせい、環境のせいにしてはいけませんね。
自分の環境は自分で変えろ。
小橋賢児を待っていたのは資金難、裏切り、鬱。byホリエモン「逆転の仕事論」
世界回って、英語が話せて、本場音楽イベントも体験してきて、俳優業もしてきて。
「自分でなんでもできる!」
意気揚々起業したのもつかの間、具体的な企画がないため、仕事が形になっていかない。
これは起業した方ならすごく分かるのではないでしょうか?僕も独立したての1年目は仕事が形にならないのと収入の不安が常に頭にありました。
そこからの裏切りや金銭トラブルなどにより、実家に帰省し、トイレと食事以外動かない「鬱状態」へ。自殺も何度も考え、人生最悪のどん底を経験。
ここで自分自身と向き合い続け、辿り着いた答えが、
新たな道を開こうとしているのだから、多少は苦しいのが当然。もっと頑張れるんじゃないか?
再び立ち上がり、知り合いのトレーナーのアドバイスにより、芽ヶ崎で身体を徹底的に鍛え、30歳を1人で迎えた。
人生で一番お金も無く、人生で一番狭い4畳半のアパートに住んでいても、健康でいられるならお金も名誉も何もいらない。
俳優でも起業も失敗した。何もない30歳のバースデーパーティーには、結果250人もの友人たちが集まってくれた。小橋賢児は、完全にここから復活劇を遂げます。
地位や名誉がないからこそ、本当に大切なものに気付けたんです。
諦めなければいいんだ。試練は、自分を成長させるためにあるんだと。
映画監督、イベント業。突っ走る小橋賢児!byホリエモン「逆転の仕事論」
ここからの快進撃がすごい。
旅人、作家である「高橋歩」を題材にした初映画監督作品「DON’T STOP! 」
章を受賞し、世界各国で上映されます。
世界各国で話題をかっさらっていた野外音楽フェス「ULTRA」の韓国と日本のCreative Directorを一任。フジロック、サマーソニックと並ぶビックイベントの輸入に成功しました。
この実績を元に様々なイベントをプロデュースし、それと同時に講演活動と大活躍中です。
まだ見ぬ世界を見てみたい
まだ見ぬ職業を自分の手で作りたい
まだ見ぬ世界を、仲間と一緒に、見に行きたい。
このミッションを胸に、スティーブ・ジョブズのようにこの世にまだ生まれていない職業を作り出したいとホリエモン「逆転の仕事論」内で語っており、従来の職業に拘る必要はない、自分で作っていくことも出来るんだ!とも語っています。
小橋賢児から学ぶ「合わない環境は思い切って捨てること」byホリエモン「逆転の仕事論」
俳優業を行っていた時は、自分の言いたいことや、やりたい事をおもいっきり出来ない窮屈な環境だったと、小橋賢児はホリエモン「逆転の仕事論」で語っています。
だから「名誉」「収入」を思い切って捨て自分が欲しい環境に飛び込んだ。
ぼくは、人には自分にあった自分にしかない心地いい環境をそれぞれ持っていて、その環境に身を置き続けることが出来れば、夢中になれるコトに没頭でき、どんな人でも自分が望む以上の大きな結果や成功を残すことが出来るんじゃないかと思います。
だから自分自身が本当にやりたい事、夢中になれるコトに没頭できる環境が欲しいのなら、自分で努力して欲しい環境をつくるべき。
僕は少し前、自分の欲しい「時間」「お金」を手に入れるために「福田基広」という名前を汚した。
検索すれば、根も葉もないような記事も出てきます。
でも、これは自分が望んで手にした環境の代償。だから、自分で汚した名前は自分でキレイにしていく。
自分の環境は自分でつくる。だれも助けてくれない、動くも捨てるも全ては自分。
どうせつくる環境なら、目一杯満足がいく環境を努力してつくる。これが本当に夢中になってやるべきことなだろうな、って改めて思いました。
いやー、一気にファンになっちゃいました小橋賢児。
今年はULTRA JAPAN行ってみようかな!
濃いメンバーによるホリエモン対談はまだ続きます。下記にてご紹介もしていますので、せっかくでしたらどうぞ。
→武田双雲×ホリエモン「逆転の仕事論」/福田基広のデュアルライフ
→田村淳×ホリエモン「逆転の仕事論」/福田基広のデュアルライフ
→増田セバスチャン×ホリエモン「逆転の仕事論」/福田基広のデュアルライフ
最後までお読みいただきありがとうございました。
まだまだ人生探検中!
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